若手トレーナーに向けて「多様的な動作と感覚を理解できる」セミナー講師を務めました

クライアント・選手の個性に合わせた育成とは?若手トレーナーとしてのやるべきこと

こんにちは。

マスターセラピストの渡邉です。

先日、「人によって多様的な動作と感覚を理解・指導できる」

体験オンラインセミナーがコンディショニングブリッジ主催

BIRIDGEスポーツコンディショニング教育協会、マスターセラピスト認定者3名の発表として行われ、講師を担当させて頂きました。

1回目は北名古屋でコンディショニングサロンをされている大野有三さん

2回目は名古屋でコンディショニングサロンをされている奥山加津子さん

お二人とも業界の大先輩で、尊敬させていただいているお二方です。常に学ぶ姿勢と、アクションの速さなど普段から参考にさせていただくことばかりです。

大野さんの発表では、

自分のコンディションを作るためのマインドの考え方やランニングなどでのその人らしい体の使い方などを体験することができました。身をもって多様的な見方が体感できる内容になっており、大野さんの落とし込み方がわかりやすく、勉強になりました。

奥山さんは、

更年期や女性についての落とし込みをされていて奥山さん自身の持ち味が出ている内容でした。人生を振り返り、価値を見つけるというフェーズでは、奥山さんの優しく人を思いやる言葉がたくさん受講者の皆さんにかけられ、女性セラピストとしての強みを感じさせて頂きました。

私の発表では、

  • 自分の人生を紐解き、思考の癖を見抜く
  • トレーナーとして多様的な見方とはどのようなことか?
  • 骨格の特徴、腹筋系、背筋系のタイプの見方
  • トレーニングに落とし込むにはどこを見ていけば良いのか?
  • 若手の自立とは?

といった内容で、お話しさせて頂きました。

今回はその一部をご紹介させて頂きます。

目次

若手の自立とは?

セミナーの中でマインドや考え方などもお話をさせて頂きましたが、若手に必要な考え方はここだと思います。

正直、このスライドではどんな内容を話そうかとても迷いました。なぜなら、自分自身が自立しているかと言われればそうではないからです。

では、「若手の自立」とはどのようなことか。

それは、

自立に向けていろんな人に支えられながら、がんばれているか?

というところです。今回のセミナーも、たくさんお人に支えられながら開催ができました。

内容も相談をさせていただいたり、助言をいただいたりしました。関わってくださった方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。

「精神」「経済」「社会」の3方向での自立が大切

経済的自立とは、ただ入ってくる金額が大きいということではありません。

人の財産は、「ヒト」「もの」「カネ」になります。

「ヒト」というのは、人脈や仲間のことです。

先程、書かせていただいたように、若い頃はいろんな人に支えられながらがんばっていくことが自立になってきます。つまり、どんな人に相談ができるか、トップレベルの人に教えてもらっているかというのが「ヒト」という部分になります。

「カネ」というのは、自分や環境に投資ができているかということです。

自分自身、学生の頃から授業での学び以外にセミナーを受講するということを取り組んできました。社会人になってからも継続をして投資の額が増えてきました。

特にこの2年間は、かなり投資をしたと感じています。セミナーを受講する中で出会った方々も「ヒト」になってくるわけです。

現在一緒に仕事をさせていただいている四ノ宮さんもセミナーをきっかけにつながることができたうちの一人です。

そしてそこで得た知識や経験というのが「モノ」になってきます。

しかし、注意していきたいのが方法論を学ぶことではないということです。方法論は、解決策の一部であり、

人の体を多様的に見ていくには本質的な学びをしていかないといけません。

ですので若い世代で投資ができていないということが経済的な自立に向かっていないということになります。だからこそ、投資ができていない若い世代はまずいということを実感しないといけないのです。

今回のセミナーを受けていただいた方には、若い世代の方々もいらっしゃいましたので、このようなことが僕からのメッセージになりますし、若い世代に本質的な学びができる環境があるということが認知されていくといいと思っております。

人の体の多用的な見方から、無意識下のマインドや内臓の問題、骨格の特徴を見抜くこと。解決策として、筋膜からの繋がりから調整方法を学ぶコースもございます。

若手として

将来に向けた取り組みをオンラインなどで広く情報を知り

自分自身の進みたい道にはオフラインでしっかりと深く、講師の生の声、雰囲気、態度を含めた学びをする

トレーナーとして大切になる学びとなるベース・軸となる方法論ではない学習を学ぶ

体:解剖・生理学・内臓機能・トレーニング理論

心:マインド・コミュニケーション・社会貢献

技:人間学・人となり・目標設定・人脈作り・情報収集・仲間づくり

オフラインでは情報だけではない、心技体全ての要素が詰まった学習ができ、講師からの情熱を心と体で感じ学ぶことができる貴重な経験を続けてほしいと思います。

スポーツに関わり仕事をしていきたいと思っている方に向けて

「クライアント・選手の多様的な個性を知る」から学びを始めていきたいと思っている方は

是非、一緒に学んでいきましょう。

日本スポーツコンディショニングブリッジ教育協会

マスターセラピスト・アスレティックトレーナー

渡邉弘貴

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